Dawn ミッション:ミッションをけん引した科学者が語る Dawn の意義と終焉


カリフォルニア州パサデナにあるNASA JPL(ジェット推進研究所)は、09月07日(金)午前11時(太平洋標準時)午後11時(米国東部時間午後2時)にライブストリーミングによるサイエンスチャットが開催されます。Dawn(ドーン)探査機の太陽系形成起源探査における役割、そして11年に亘るミッションが終焉に近づいていることについて参加者が話す予定です。
 

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このアーティストコンセプトは、NASA Dawn 宇宙機が矮惑星であるCeres(ケレス)に到着したことを示している。Dawn は、イオン推進と呼ばれる技術を用いて宇宙を航行する。キセノンイオンは青色光で輝く。
Image credit: NASA/JPL-Caltech
 

推進剤の枯渇が進むなか、Dawn の「グランドフィナーレ」について、NASA が放つドラマティックな演出が語られるかもしれません。そういった意味では見逃せないイベントです。

このイベントは、NASA TV、Facebook LiveUstreamYouTube 及び NASA 当局のウェブサイトで公開される予定です。

一般の方は、ハッシュタグ「#askNASA」または「JPL Facebook」のコメントセクションを使用して、Twitter で質問をすることができます。挙ってご参加ください。
 

登場するのは、
Jim Green(ジムグリーン)NASA 主任科学者
Carol Raymond(キャロルレイモンド)JPL Dawn 主任研究員
Marc Rayman(マークレイマン)Dawnミッションディレクター、JPL チーフエンジニア
などです。
 

Dawn ミッションは、初期の太陽系とその形成を導いたプロセスの解明と理解に貢献しました。

Dawn 探査機は、探査機搭載の非常に効率の良いイオン推進システムよって二つの目的地であるベスタとケレスの周回を可能にした、これまでで唯一の宇宙機です。

Dawnの詳細については、以下をご覧ください。

Dawn | NASA



Akira IMOTO

Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

Japanese Translation : A. IMOTO. TPSJ Editorial Office